小林鷹之さんが、9月の自民党総裁選に向けて、立候補に必要な推薦人20人の確保に目処がついたと報道されました。
しかし、ネットの声を見てみると、否定的な評判が散見されます。
小林鷹之さんといえば、若手でありながら前経済安全保障担当大臣に任命されるなど評価の高い政治家の印象がありました。
今回は、小林鷹之さんの評判が落ちた理由について、調査していきたいと思います。
小林鷹之さんのプロフィールと経歴
前経済安全保障担当大臣の小林鷹之さんのプロフィールと経歴を簡単にまとめてみました。
- 名前 小林鷹之(こばやし たかゆき)
- 生年月日 1974年11月29日
- 年齢 49歳
- 出身地 千葉県市川市
- 出身校 浦安市立美浜南小学校 開成中学校・高等学校 東京大学法学部卒業 ハーバード大学・ケネディスクール修了(公共政策修士取得)
- 1999年 大蔵省入省
- 2001年 ハーバード大学に留学
- 2003年 国際局国際機構科通貨基金係長
- 2005年 理財局総務課課長補佐
- 2007年~2010年 在アメリカ合衆国日本国大使館・二等書記官、一等書記官
- 2010年 退官
- 2012年 衆議院議員総選挙千葉2区初当選
- 2014年 衆議院議員選挙 再選
- 2016年 防衛大臣政務官に就任
- 2017年 衆議院議員総選挙 3期目当選
- 2021年 内閣府特命担当大臣(科学技術政策・宇宙政策担当)
- 2022年 内閣府特命担当大臣(経済安全保障担当)
学歴、職歴もエリートコースですし、大臣への起用も早いですね!
小林鷹之さんの評判が落ちた理由3選
裏金事件の議員処遇を擁護?
TV番組で、裏金事件での議員へ処遇に対するコメントが反響を呼びました。
自民党の小林鷹之・前経済安全保障担当相は11日、フジテレビの番組に出演し、裏金事件で安倍派議員が役職を外されたことについて「やりすぎてしまうと現場が回らなくなってしまう」と述べ、処遇を改善するべきだとの認識を示した。
党は裏金事件をめぐり、安倍派幹部に「離党の勧告」「党員の資格停止」「党の役職停止」の処分を行い、中堅らも国会の各委員長ポストなどから事実上外した。これについて小林氏は「(処分は)けじめとしてやるべきだ」としたが、「(処遇は)もう少しバランスをとってやればいい」とも語った。
9月の総裁選に向けては小林氏の立候補を後押しする動きがあり、発言に注目が集まっている。最大派閥の安倍派への配慮とも受け取れる小林氏の発言に対し、党内の閣僚経験者の一人は「世論と完全にずれている」と批判する。
引用:朝日新聞
この発言にネット上で炎上し、否定的なコメントが多数寄せられていました。
国民にとってお前ら自公政権が国難そのものなんだよ!
あれこれと散々重税をかけて
有権者様から搾り取って
その生活や人生を
疲弊や死へと追いやっておきながら
自分たちは優秀だから脱税を見逃せだのと、
どういう精神構造と知能の低さなのだろうか?
どうせ統一教会イベントの常連客議員なんだろう。
有権者様に対してこの程度の認識しかないのか?
政権交代という概念さえないのか?
こういうことを平気で言う奴と
それを擁護する輩を見るにつけ
日本の民主主義や政治的なものの劣化を再認識させられる。
高い識見と倫理性が求められる国会議員が裏金を作るなんて、どこが優秀なのか。遵法精神さえも持ち合わせていないではないか。国民から見たら自民党自体が国難であり もはや犯罪者集団なのだって気付いて欲しいね。身内で優秀とか持ち上げることは余計に国民の反感を買うことにもね。
一人一人が優秀なら何故裏金の事を自分から言わない
やめるべきと声を上げたのか
どんなに優秀でもその頭の使い方を知らない人が優秀だと
ふざけるな
結局は自己保身だろ
自分がかわいいだけじゃないか
財務省の理念
国の信用を守り、希望ある社会を次世代に引き継ぐ
自民党に希望など何もない
優秀なことと犯罪や倫理観欠如は違うので免罪符にはなりません
この認識だけで政治を託すに値しない人でしょう
きっぱりこのままではダメだと毅然と言い切ってほしかった。
統一協会関連のイベントに出席
2018年には、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体「千葉県平和大使協議会」が主催する「家庭ビジョンフォーラム2018」へ祝電を送付していました。
上の画像は、2021年地元の八千代市で開催された統一教会の関連団体「天宙平和連合(UPF)」が共催する自転車イベント「ピースロード2021 in 北千葉」の開会式に来賓として出席したときの画像です。
この時に参加した男性が、小林鷹之さんが開会式の挨拶で教団の教義に共感を示す発言をした、と新聞の取材に回答したことが物議を醸しました。
後日、御本人が「旧統一教会の教えを存じ上げないので、それを肯定するような発言はしていない」と言っています。
旧統一教会関連の出来事は、2022年当時に閣僚や自民党所属議員と教会の関係が問題となっていて、その時の過去の接点の調査を会見で報告したものです。
いずれも、自分の選挙区内での依頼で行ったもののようでした。
事務所で確認した結果、選挙区がある千葉県の旧統一教会の関連団体の会合に祝電を送ったり、会合であいさつをしたりしたことがあったという。小林氏は「地元の依頼に対応したが、現在、指摘されているような問題があることは知らなかった」と釈明した。
その上で「会合の主催者をこれまで以上に慎重に確認して、政治活動をしていきたい。この団体と今後関係を持つつもりはない」と語った。
引用:産経新聞
経験不足
小林鷹之さんは、2021年に内閣府特命担当大臣(科学技術政策・宇宙政策担当)に任命され、2022年には、同じく特命担当大臣で経済安全保障を担当されていましたが、党のベテラン議員からは党務の経験が乏し過ぎるといわれているようです。
進次郎氏は「政策の理解力が圧倒的に不足」(党ベテラン議員)しており、小林氏には「党務の経験が乏し過ぎる」(同)との指摘も。
引用:デイリー新潮
2021年からの閣僚経験だと3年ですね。一国の政治を担う総裁となるには早すぎるということでしょうか。
小林鷹之さんの高評価なエピソード
政策立案能力が高い
小林鷹之さんは、2021年に内閣府特命担当大臣に任命され、科学技術政策、宇宙政策に携わってきました。
今まで副大臣などの歴任はなく、急に大臣に任命されるのは異例のようですね。
加えて経済安全保障に関する施策を総合するための企画立案及び、行政各部の所管する事務の調整も兼務しました。
党の若手の中でも図抜けた政策立案能力の持ち主として、先輩議員から一目置かれる存在
として、高く評価されていたようです。
「千葉県内の公立小学校から、難関校として知られる開成中高、東大法学部に進学。大蔵省(現・財務省)を経て政界入りしたエリートですが、父はサラリーマンで親族に政治家は不在というたたき上げ。党の若手の中でも図抜けた政策立案能力の持ち主として、先輩議員から一目置かれる存在です」
引用:デイリー新潮
人間性
小林鷹之さんの人間性が高く評価されている記述がありました。
人柄については「パーフェクトヒューマンで性格もいい。同じ派閥で当選同期だったので、よく飲みに行ったりもしたが、誰かの悪口でも言うかなと思うと、口を滑らせない。こっちが散々煽っても出てこない」と証言すると、宮沢氏も賛同して「たしかに何かを振っても、まともな返事か、『じゃあ宮ちゃんはどうなの?』と振ってくるとか、あんまり腹を割ったところは実はない。完璧だけれども、腹を割って話せる仲間がいるかというと疑問」と明かした。
引用:ABEMA TIMES
人とのつながりも大切にしておられるようです。
「ピカピカの経歴ながら謙虚な物腰で、酒は強くないのに同期や先輩との飲み会にはしっかり付き合います。カラオケもうまく、尾崎豊を見事に歌い上げることも。政界進出の際に谷垣禎一党総裁=当時=を頼ったのでリベラル系と見られがちですが、思想信条は保守系。前回の総裁選では高市早苗経済安保相の推薦人に名を連ね、保守系のウケも良い」(当選同期の議員)
引用:デイリー新潮
また、御本人のXでは娘さんとのエピソードなどを投稿され、優しいお父さんのイメージが好印象となっています。
仕事も家庭も大切にされているのがよくわかります!
まとめ
小林鷹之さんの評判が落ちた理由3選について調査しました。
- 小林鷹之さんが、TV番組で裏金事件で該当議員への処遇に対し擁護するような発言が国民の反感を買ってしまった。
- 2022年に問題となった旧統一教会と自民党議員の関連調査で、地元で旧統一教会に関連する団体のイベントに参加するなどの接点があったことに否定的な意見が見受けれれた。
- 異例のスピード出世で経験不足が危惧されている。
- 政策の立案能力は高く評価されている。
- 人間性も高く評価されている。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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