アーティスト、音楽プロデューサーの小室哲哉さん。
5億円詐欺事件後、借金の一部を返済したとの報道がありました。
全盛期と同じようにとは言えないものの、最近の芸能活動が波に乗ってきているようでね。
今回は、小室哲哉さんの現在の印税やその他の収入源、借金の返済状況について調べてみました。
小室哲哉の印税はどのくらい?
小室哲哉さんは、1990年代に音楽プロデューサーとして一世を風靡し多くのヒット曲が生まれました。
現在もカラオケなどで楽曲が使われることも多く、印税収入が現在も重要な収入源になっていると思います。
具体的な金額は公表されていませんが、カラオケや配信サービスで広く利用されていることを考えると一定の印税収入が見込まれます。
ただし、ピーク時に比べれば金額的には減少していると考えられます。
しかも、小室哲哉さんは自分の楽曲の著作権をレコード会社に譲渡していましたから、譲渡以降に手掛けた楽曲での印税収入か、作詞作曲の著作権ではなくアーティスト印税での収入ということになります。
とはいえ、制作してきた楽曲の多さからすると印税だけで年間1億円超えの収入があるのでは?と言われています。
楽曲の印税について調べてみました。
CDの販売・音楽配信
CD販売:通常1枚のCDが売れると、その売上の1〜3%程度がアーティストの印税として支払われます。
1枚2,000円のCDが1万枚売れた場合、作詞・作曲者の印税は2万円から6万円程度(売上全体では20万〜60万円)。
100万枚売れたら200万~600万円
配信サービス: 楽曲がiTunesなどでダウンロード販売される場合、1曲あたりの印税は数十円程度が一般的です。
1曲が100円で販売され、印税が10%なら1曲あたり10円です。(1万ダウンロードで10万円)
最近は配信サービスが主流なので、CDからの印税は少ないかもしれませんね…
でも配信サービスで100万ダウンロードなら1000万円の収入になります。
カラオケ
カラオケ印税は1曲あたり1円~3円程度で、カラオケで歌われた回数×1円~3円がアーティストへ支払われます。
100万回歌われたら100万円
ストリーミングサービス
SpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスでは、1再生あたりの印税額は非常に少なく、一般的には0.3円から0.6円程度とされています。
100万回再生で30万~60万円
テレビやラジオでの使用
テレビ番組やラジオで楽曲が使用された場合、使用回数や放送局の規模によって異なりますが、1回の使用で数千円から数万円の印税が発生することがあります。
- ローカル局で3,000~7,200円
- 民放キー局で8,400~12,000円
- ラジオ局で1,250~5,000円
映画やCMなどの使用
楽曲が映画やCMに使用される場合、ライセンス料としてまとまった額の印税が支払われることが多く、1回の使用で数十万円から数百万円が支払われることもあります。
小室哲哉は現在の収入源は他にもある?
全盛期には推定23億円の年間収入を得ていたとも言われる小室哲哉さん。
2006年に起こった5億円詐欺事件後、2018年に不倫騒動がきっかけで音楽活動を引退していました。
しかし、2019年には、自分の名前を伏せてアートに音をつける仕事や、建築に音をつける仕事などを始めています。
音楽アーティストとしての活動を再開したのですね!
2021年には、小室哲哉さんの個人事務所「a nine」をエンタテインメント事業運営・準備体制に移行する形で、株式会社「Pavilions」へと発展させています。
現在の印税以外の収入源も調べてみました。
音楽プロデューサーとしての活動
現在も音楽プロデューサーとしての仕事を継続しており、新たなアーティストの育成や楽曲提供を行っています。
- アイドルグループ・乃木坂46の配信限定シングル「Route46」の作曲・編曲を担当
- D4DJLynx Eyes(Raychell&梅村妃奈子)に新曲『#ALL_FRIENDS』を提供
- 他多数のアーティストへの楽曲提供
アーティスト活動
TM NETWORKとしての活動やソロ・アルバムなども手掛けていました。
- faniconにてファンコミュニティー「TETSUYA KOMURO STUDIO」を開設
- アルバム「JAZZY TOKEN」をvinylでfanicon会員限定リリース
- TM NETWORK TOUR 2022 “FANKS intelligence Days” 5都市9公演開催
メディア出演
小室哲哉は、テレビやラジオなどのメディアにも出演しており、その出演料も収入源の一部となっています。
- TM NETWORKとしてのラジオ出演や3人でのステージなど活動を再開
- TM NETWORKとして無観客ライブ作品「How Do You Crash It?」を3回に分けて配信
その他
小室哲哉さんは、その他にも楽曲をNFT化して販売したり、AIの研究員として活動しています
- デジタル・クリエイティブフェス【J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2021】で即興制作した音源をNFT化して「.mura」で販売
- 国立研究開発法人「理化学研究所」の客員主管研究員に就任。AIを使った作曲システムの開発などを研究
音楽とIT技術の融合に関わる活動に力を入れているようですね!
小室哲哉の借金はあといくら?
小室哲哉は過去に経済的な問題を抱え、借金を抱えたことが報じられました。
借金総額は18億円とも言われていますがはっきりとした金額は不明ですし、現在の返済状況について詳細は明らかにされていません。
ですが、音楽活動の継続や収入源の多様化により、返済は進んでいると考えられます。
報じられて判明している借金について調べてみました。
会社の投資負債
1998年香港にアジア最大の総合音楽プロダクション「Rojam Entertainment」を設立しましたが、投資に失敗し70億円の損失を出しています。
株の売却などで補填していますが、完済できているのかは不明です。
離婚の慰謝料滞納
2001年に離婚したASAMIさんへの慰謝料7~10億円。
一括で支払う財力がなく分割払いにしており、現在完済できたのかは不明です。
KEIKOさんとの離婚の慰謝料も分割払いとなっているようです。
詐欺事件の損害賠償
小室哲哉さんは、2008年に5億円の詐欺事件で逮捕されています。
楽曲の著作権を10億円で譲渡すると仮契約したあと、現在差し押さえられている著作権の解除費用として5億円を先払いしてもらいましたが、もらったお金を自分の借金返済にあててしまいました。
損害賠償は6億円です。
自社からの借り入れ
生活費や経営費用を自社から借金していたことが判明。
今回その借入金2億9234万のうち、1億円を返済したと報じられていました。
ざっと見積もって、噂された18億円の借金は信憑性がありますね…
1億円の返済ができたのはアーティスト活動が盛り返してきた証拠ですね。
まとめ
今回は、小室哲哉の現在の印税はいくらなのが、収入源と借金返済状況について調査していきました。
- 小室哲哉さんの現在の印税は年間1億円くらいあると言われている
- 小室哲哉さんは、2020年から音楽活動を再開して楽曲制作、ライブ、ラジオ出演など印税以外の収入源がある
- 小室哲哉さんの借金は18億円とも言われており、どこまで返済できたのかは不明
- 最近自社から借り入れていた2億9234万円のうち1億円を返金
- アーティスト活動が好調になってきている
最後までご覧いただきありがとうございました。
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