兵庫県知事の斎藤元彦さん。
内部告発によってパワハラ疑惑やおねだり疑惑が浮上し、疑惑の真偽について百条委員会が開かれています。
彼の回答する様子を見ていると、個人的にはイラっとしてしまいますが…
斎藤元彦さんの経歴や、出身高校が気になる方もいらっしゃるようです。
この記事では、斎藤元彦さんの出身高校を含む学歴、歩んできたキャリアの全体像をまとめていきたいと思います!
斎藤元彦の出身高校は愛光学園
斎藤元彦さんが通った出身高校は、愛好学園です。
愛媛県にある名門高校で、数多くの優秀な人材を輩出している学校として知られています。
愛好学園中学・高校時代
斎藤元彦さんは、愛好学園の中学・高校に通っていました。
本命は六甲学院を目指したようですが、不合格だったようです。
愛好学園は、中高一貫校であり、入学当初から大学進学を見据えた教育が行われています。
愛好学園の特徴として、厳しい学習環境が挙げられます。生徒は毎日授業後にも自主学習を行い、高い学力を維持するように努めています。
斎藤元彦さんもこの環境の中で、学業・仕事に対する真剣な姿勢を身につけたのかもしれませんね。
愛好学園は学問だけではなく、人格形成にも力を入れています。
斎藤元彦さんは、中学校ではソフトボール部に所属。
斎藤元彦さんについて、高校の同級生は、
マジメでリーダーシップがある。
悪い噂はなかった
と、メディアのインタビューにコメントしています。
リーダーシップは、高校時代から発揮されていたのですね!
愛好学園での寮生活とは?
愛好学園では、多くの生徒が寮生活を送っています。
寮では、毎日の生活が規則正しく管理されており、生徒たちは集団活動を通じて自律を学んでいきます。
学年に応じて部屋も違います。
- 中学1年:共同居室での生活と集団学習室での勉強
- 中学2年:個室の居室での生活と集団学習室での勉強
- 中学3年と高校生:全員個室での生活
斎藤井元彦さんは、高校2年生の時に寮長を務めて寮生計800人ほどを束ねていたのだとか。
親元を離れての生活は、自立した生活を送るための貴重な経験となりますね。
寮生活のいいところは、共同生活で支えあったり仲間と楽しく過ごせる時間が多くなるところですよね。
斎藤知事は寮長もして、集団生活をまとめていくなどトップに立つ経験を学生の頃からしているのですね。
愛好学園とは?
愛光学園は、愛媛県松山市にある中高一貫の私立学校です。
1956年に創立されたカトリック系の学校で、「至誠一貫」を校訓とし、生徒の学問だけでなく、人格形成にも力を入れていることで知られています。
もともとは男子校でしたが、2002年から男女共学になっています。
特に、理系教育に力を入れており、全国でもトップクラスの進学校として名高いです。
愛光学園は高いレベルの授業を提供しており、多くの生徒が難関大学へ進学しています。
- 東京大学をはじめとする難関国立大学への進学実績が多数
- 慶応義塾大学・早稲田大学等の難関私立大学への進学実績も多数
- 医学部志望の生徒が多い
斎藤元彦さんも、東京大学に進学していますね!
校舎もきれいで、立派な図書館や校庭の人工芝の評判が良いそうです。
斎藤元彦の学歴
斎藤元彦さんの通った小学校や大学についても振り返ります。
小学校:神戸市立若宮小学校
通った小学校は、神戸市立若宮小学校です。
神戸市東灘区あって、地域に根ざした教育を行っている公立小学校です。
生徒の自主性や社会性を育む教育を重視しています。
- 教育目標
-
生き生きと前進する子ども
やさしい子 たくましい子 考える子
- 努力目標
-
笑顔 花咲く 若宮小
元気 やる気 思いやり
大学:東京大学 経済学部
斎藤元彦さんは、愛好学園卒業後、三宮の予備校で1年浪人して東京大学経済学部に進学しました。
東京大学在学中は、授業の出席率が悪くて留年しています。
初めての東京でのひとり暮らしは、気ままに暮らし、あまり授業に出席しない日々でした。そして、案の定、駒場留年。「このままでは駄目だ」そう思った矢先、平成不況で、親の家計が急変しました。一時は在学継続をあきらめかけたのですが、育英会の奨学金に救われました。ここで初めて、セーフティーネットの重要性に気づき、行政、そして政治の道に進むことを考えはじめました。
引用:さいとう元彦公式サイト
留年して、おうちの懐事情が危うくなって、奨学金をもらって…
救われて今があります。
大学時代の斎藤元彦さんには、「FENDI」というあだ名で呼んでいた人がいたそうです。
何故、そのようなあだ名がついたかというと
FENDIのマフラーを夏も冬も1年じゅう着用していたから
季節問わず年中マフラーを巻いていたとなると、目立ちますね…
生地の厚さがわからないので、スカーフの可能性もありそうです。
国家公務員試験に合格して、就職活動で官公庁を回っているときに、地方自治を司る総務省に興味が出てきたとのこと。
それをおじいさまに相談したところ、名前の由来である「元彦」は元兵庫県知事の「金井元彦」から命名したことを知らされます。
おじいさまが経営していたような地場産業の発展には、地方自治や首長の役割の重要性を実感し、総務省への就職を決意したそうです。
地方自治の道を志し、いずれ、兵庫のために尽くす!
知事への道筋が明確なビジョンになっていますね。
斎藤元彦の経歴
総務省出身の超エリート経歴
2002年4月、斎藤元彦さんは、東京大学経済学部卒業後、総務省に入省しました。
- 2002年10月
-
三重県に出向
- 2003年9月
-
総務省に戻り、大臣官房総務課
- 2005年4月
-
大臣官房総務課自治財政局公営企業課地域企業経営企画室
- 2006年4月
-
内閣官房副長官補付
2008年に新潟県に出向し、企画財政部長として初めての管理職を経験します。
2011年~2013年には、東日本大震災の復興対応で、福島県飯館村や宮城県に出向しています。
2018年大阪に出向す財務部財政課長を担当。
兵庫県知事選に出馬するため、2021年3月に総務省を退職しています。
新潟県に管理職として出向した時が31歳。
東日本大震災後の復興を任されるなど、超エリートコースでご自身の経歴を切り開いていかれたのですね。
兵庫県知事としての実績
斎藤元彦さんは、2021年に兵庫県知事に就任しました。
公約に掲げた173項目のうち、任期1年目ですでに165項目に着手。
2023年には171項目を達成もしくは着手済みと報告しています。
2021年就任時点で財政調整基金(県の貯金)32億円を、100億円まで増やすと公約に掲げていました。
2023年度は約127億円となり県の財政改善にかなり貢献しています。
斎藤知事が実施してきた主な政策をまとめます。
- 1.デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進
-
兵庫県の行政・産業におけるデジタル化技術の導入支援
デジタル人材の育成
- 2.地域経済の活性化
-
スタートアップ企業の支援
新たな産業の誘致
地域資源を生かした観光業の振興
地元産品のブランド化
- 3.防災、減災対策の強化
-
インフラ整備
防災教育の充実
体制整備
自治体連携
- 4.教育・福祉の充実
-
子育て支援強化
高齢者福祉施設、介護サービスの充実
保育所・幼稚園の整備拡充
学習環境の向上
- 5.コロナウイルス対策
-
ワクチン接種の推進、感染拡大防止策の徹底
経済的影響を緩和し、中小企業、個人事業主への支援
経費削減が一番貢献された政策でしょうか。
公約に掲げた項目のほぼすべてを手掛けた功績は大きいです。
ただパワハラ疑惑でいろいろな報道から考えると、やり方としては疑問が出てくるものもあるかもしれませんね。
非常に残念な気もします。
まとめ
斎藤元彦の出身高校はどこ?総務省出身エリート知事の学歴と経歴まとめ
- 斎藤元彦さんの出身高校は、愛好学園で中高一貫教育校。中学生から6年間寮生活を送っていた。
- 小学校は神戸市立若宮小学校
- 大学は1年浪人して東京大学入学。経済学部卒業(1年留年あり)
- 国家試験に合格し2002年に総務省入省
- 31歳の若さで新潟県に管理職として出向
- 2021年に総務省退職、兵庫県知事選挙に出馬、当選
- 公約に掲げた政策173項目のうち、171項目に着手(2023年度)
- 県の貯金額を100億円に増やす目標を127億円まで増やし、財政再建に貢献
最後までご覧いただきありがとうございました。
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