2024年9月27日の総裁選で、石破茂さんが次の総裁に選ばれました。
石破茂さんは、自民党の中でもちょっと異色な持論を持っていて、小泉政権の時には大臣などにも起用されていましたよね。
安倍政権になるとウマが合わなかったのか、要職に就く機会が少なくなっていたのが印象的です。
総裁選は5回出馬して、やっと今回総裁の椅子に座ることができました。
そんな石破さんですが、ネットでは「石破ショック」という言葉が当選後にトレンド入りするなど、何やら当選に良いイメージを持っていない方もいるようですね。
何か政策に不安があるのでしょうか?
筆者は、政治についてあまり詳しくないので、石破さんがどんな政策を講じているのか、自分にもわかりやすくまとめてみたいと思います。
政治に詳しくないけど、どんな政策なのか簡単に知りたいと思っていらっしゃる方の参考になればと思います!
石破茂の政策を簡単に説明
経済対策
石破茂さんの経済対策は、原則岸田政権の方針を引き継ぐ形になりそうです。
この目標に向かって下のような対策を考えています。
- 最低賃金を大幅アップ!2030年までに1500円/時に上げる。
- 法人税の引き上げ
- お金持ちの税金を上げる
- 低所得層に対する経済対策
地方創生
石破茂さんは、地方再生を「日本経済の起爆剤」に位置付けています。
インターネットやデジタル技術を使って、地方への企業進出をバックアップ。
東京一極集中を是正したい考えです。
- 人工知能(AI)やITなど、デジタル技術を活用した企業の地方進出
- デジタル秘術を生かした産業の構築
- 「新しい地方経済・生活環境創生本部」を作って地方の人口減少対策する
- 観光に力を入れる
また、人口減少対策として、
をテーマにしたプロジェクトを展開したいと話しています。
エネルギー政策
AI普及が普及することで、電力が今よりもさらに必要となります。
増える電力供給を対応するために、原発を安全に活用していく路線です。
- 安全を大前提とした原発の利活用
- 再生可能エネルギー導入
- 省エネ徹底
外交・安全保障
石破茂さんは、防衛庁長官や、防衛大臣を歴任したこともあって、安全保障に詳しい方です。
アジア地域の集団安全保障の強化と、日米地位協定のアメリカとの地位を対等にしたいと考えています。
- 日米地位協定の見直し
- アジア版「NATO」の設立を呼び掛けたい
裏金問題の議員を次の選挙で公認するのか?
裏金問題の議員を次の選挙で公認するのか?が注目されていますが、当選当日の時点では、明言は避けていますね。
ただ公認してしまうと、多分野党に投票されてしまう可能性が高くて選挙に負ける危険が高くなると思います。
ここで公認してしまうと、今までの自民党と何も変わってないのでは?と言われてしまいそうですね。
まとめ
今回は次期総裁となる石破茂さんの政策をわかりやすくまとめてみました。
- 経済政策は、最低賃金底上げと法人と高所得層の増税強化
- 地方への企業誘致と若い女性に魅力的な地方を作る
- AI普及に対応できる電力の確保・原発を安全に使用することや再生可能エネルギー開発
- 日米地位協定の見直しとアジア版「NATO」設立の提唱
- 裏金問題議員の対応については未回答
まだ、正式な発表は出ていませんが、わかり次第追記・修正していきたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント