日帰りでも充分楽しめる!真田幸村も身体を癒やしたおすすめ別所温泉♡

日帰りでも充分楽しめる!真田幸村も身体を癒やしたおすすめ別所温泉♡

2016.12.31

寒い季節の到来。熱い温泉に入ってぽかぽかになりたいと思う人も多いのではないでしょうか。 しかし、泊まりで温泉に行くとなると時間も予算も難しい。そのような時に日帰りで行くことができる温泉は嬉しいですよね。 長野県上田市にある別所温泉でも日帰り入浴を楽しむことができます。どのような温泉があるのでしょう。少し覗いてみましょう。

こんな内容

真田幸村隠しの湯「石湯」がオススメです!

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別所温泉には3つの外湯があり、気が向いたときにいつでも誰もが入浴できるようになっています。すべての外湯が150円とリーズナブルな値段です。

大河小説としてよく知られている「真田太平記」にしばしば登場するのが「別所の湯」です。真田幸村が別所の湯で疲れた身体を癒すという表記や、物語の中で重要人物である向井佐平次に始めて会うのも、忍者であるお江と結ばれるのも別所の湯なのです。真田にとって「別所の湯」は大切な隠し湯だったのです。

この石湯の前に建っている票石は真田太平記の作者である池波正太郎氏の筆です。

ここの温泉は岩風呂になっていて、洞窟風呂のような雰囲気があります。3畳ほどの内湯1つのみで、透明の硫黄泉となっています。

慈覚大師ゆかりの湯「大師湯」はどう!?

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天長2年(825年)に、比叡山延暦寺の座主であった円仁慈覚大師が北向観音の建立のために上田に赴いた時に好んで入浴された、という話から「大師湯」と名付けられたと言われています。

昔、北向山に参詣した籠の者が夜通し入れ替わり立ち替わり入浴したと言われているので、「籠の湯」とも言われていました。

弱アルカリ性の硫黄泉であり、昔ながらの共同浴場として人気があります。美人の湯としても知られています。6人ほどが入浴できる内湯が1個あり、石湯からも近い場所にあり、誰もが気軽に入ることができます。

木曾義仲ゆかりの葵の湯~「大湯」

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木曾義仲が京都への上洛の機会をうかがっていた頃、愛妾の葵御前とよく入浴していたというところから名付けられたのがこの「葵の湯」です。

その後、北条義政が浴室を建てて「北条湯」とも呼ばれていた時もありましたが、その溢れ出る水の量の多さから「大湯」と名前を変えた経緯があります。

前の2つの湯と違い、緑がかった硫黄泉であり、3畳ほどの露天風呂と3.5畳ほどの内湯があります。大湯は一番大きく、中心的共同浴場とされています。

これらの3つの共同浴場は日帰り入浴として気軽に利用できますし、長年湯治場として受け継がれてきた歴史もあります。

温泉施設「あいそめの湯」でゆっくり休憩

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「あいそめの湯」には広々とゆったりとした浴場と休憩室がある大型の日帰り温泉施設となっています。足湯や内湯、露天風呂などの複数の温泉があり、その他にも岩盤浴なども備えていて、休憩所やラウンジ、ホールなどもあり、とても充実した施設です。

大きな窓があり、開放感抜群。露天風呂からの眺望もばっちりです。大人500円ととても嬉しい値段で入浴することができます。

上田電鉄線別所温泉駅からすぐの場所にあり、駐車場も50台と豊富にあるので、とても行きやすいところと言えます。

別所温泉へのアクセスなどはどう?

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別所温泉へは車で東京方面からは上越自動車道を利用し、上田管平インターチェンジで下りて20キロメートル。名古屋方面からは長野自動車道を利用し、麻績インターチェンジから25キロメートルで行くことができます。

電車では、東京からは長野新幹線で1時間15分「上田駅」で上田電鉄別所線に乗り換えて30分。名古屋方面からは、中央西線特急で3時間20分「長野駅」でしなの鉄道に乗り換えて30分「上田駅」で乗り換えて30分で行くことができます。

温泉以外にも恋愛を成就させる観音様や縁結びの木などもあり、観光場所もたくさんあります。

温泉でゆっくりゆったりリラックス!

温泉は身体を温めるだけでなく、こころもリラックスさせてくれるところです。

別所温泉は観光スポットとしてもよく知られていますが、地元の人にも愛されてきた温泉です。

気楽に訪れて温泉パワーで寒い冬も乗り越えましょう。
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この記事を書いた人:M・A

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