弱さや劣等感。そして、期待を乗り越えた夜。 BiSHの堂々たる生き様を見た

弱さや劣等感。そして、期待を乗り越えた夜。 BiSHの堂々たる生き様を見た

2018.6.22

5/22(火)にグループ史上最大キャパとなる、12,000人を動員した横浜アリーナでのワンマンライヴBiSH“TO THE END”を成功させたBiSH。今回は同ライヴのレポートに、開催1週間前に実施したWACK代表の渡辺淳之介、エイベックス・エンタテインメント株式会社 赤窄 諒、メンバーのインタビューを交えたBiSHチームにとっての横浜アリーナ公演の検証を前編として届ける。なお、後編では、ガールズグループの定石を打ち破り、快進撃を続けるBiSHの成長戦略や横浜アリーナ公演後のビジョンから、今後の可能性を探る。

こんな内容

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12,000人の清掃員(ファン)が集合。 課題をクリアし突き進む

チケットを獲得してから数ヶ月、待ちわびていたファンは「IDOL Tシャツ」の着用率が高く、主に10〜20代のファンが多く目につく。ロックフェスで見られるようなファン同士の交流も見られ、開演前の横浜アリーナはロックバンドのそれに近い印象だった。アリーナからスタンド最上階まで12,000人で埋め尽くされた会場が暗転すると、ハリウッドのアクション映画的なメンバー紹介映像がスクリーンに映し出され、ファンは男女ともにメンバーの名前をコールする。「清掃員、準備はいいか!」(※清掃員=BiSHファンの呼称)というアナウンスに続き、メンバーが登場。オープニング曲の「BiSH-星が瞬く夜に-」から一気にアッパーチューンを連投。

BiSH/BiSH-星が瞬く夜に- [OFFICIAL VIDEO]

「スタートダッシュ。最初から全力で行くことが課題かなと思ってます」(ハシヤスメ・アツコ)という課題は完全にクリアされていた。
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また、ライヴ初披露となった6/27(水)リリースの両A面シングル「Life is beautiful / Hide the BLUE」からの「HiDE the BLUE」の爽やかな曲調も振り付けと共に会場全体にアピール。一方の「Life is beautiful」もミディアム・テンポで言わばJ-ポップのど真ん中をBiSHが射抜けるか? がかかった新たなチャレンジだが、アユニ・Dのラップ調パート等、6人の歌い分けも見応えがあるものに。
「『Life is beautiful』は、MVの構成表をいただいて、ストーリーがそこに載っていたので、それに沿わせて振り付けを初めて作ったんです。MVを見て『Life is beautiful』いいなと思った人が、ライヴを見ても『あ、なんかリンクしてる』と思ってもらえたら。新しいライヴの楽しみ方だなと私は思ってるので、早く見て欲しい。アユニが結構踊ってるんですけど、すごく上手くなってるので、アユニを見て欲しいなと思います」(アイナ・ジ・エンド)との抱負も消化していたのではないだろうか。

BiSH / Life is beautiful[OFFICIAL VIDEO]

BiSH / HiDE the BLUE[OFFICIAL VIDEO]

そのアユニ・Dは、ミディアムテンポの柔らかなナンバーはもちろん、「GiANT KiLLERS」「MONSTERS」「OTNK」等ハードなロックチューンが続くブロックでも、切れ味鋭いダンスを見せた。あまり感情を表に出さず大人しそうな彼女が振り切れる場面がスクリーンに映し出されるごとにテンションが上がる。

「もっと感情が見えるように踊れるようになりたいです」(アユニ・D)という目標以上の何かを達成しているように感じられた。

BiSH/MONSTERS[OFFICIAL VIDEO]

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この記事を書いた人:≠REPROFILE編集部

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