
初オーディションでCM出演決定。無垢な女子高生女優、齊木遥香
2019.2.7
純朴な佇まいと圧倒的な透明感を誇る、現役高校生女優、齊木遥香さん。まだ何にも囚われていないその佇まいは、これから広がる無限大の可能性を感じさせます。そんな彼女の生い立ちや、思考、今後の展望を自身の口から語っていただきました。
こんな内容
−艶やかな黒髮のロングヘアーがトレードマークの齊木遥香さん。いつ頃から髪の毛は伸ばしているのでしょう?
小学5年生の頃から伸ばしています。一度も染めたことはありませんね。ただ、いつかは子ども達へ髪の毛を寄付する『ヘアドネーション』をしたいと思っているんです。『ヘアドネーション』は母や姉が通っている美容師さんから聞いて知りました。タイミングがあれば、バッサリ切りたいですね
−学校での遥香さんはどんなキャラクターなのでしょう?
『第一印象は怖いけど、喋ってみると意外と話しやすいね』って言われることが多いです(笑)お笑いが好きなので、友達とはよくバラエティの話をしていますね。好きな芸人さんは、コント師でいうと『やさしいズ』さんです。ボケの強面なタイさんが、マイルドヤンキーならではの目の付け所で展開していくコントがすごく面白いんです
−それは少し意外な趣味でした。
お笑いのライブにもよく行っていましたね。それと、よく友達からは『頑固だね』とも言われます。優柔不断で迷っている時間は長いんですけど、腹を決めたら覚悟を持ってやり抜く、という性格は昔から変わっていないのかもしれません
−学校では吹奏楽部に入っている遥香さん。入部を決めた理由は?
必ず部活に入らなくちゃいけない学校だったので、姉の友達がいる吹奏楽部に入ったんです。とにかく運動部は避けたくて(笑)部活ではクラリネットを演奏しています。もともと母がバイオリンをしていて、叔父がトロンボーン、叔母がピアノをしていたので、身近に音楽があったという影響も大きいかもしれません
−では、好きな教科は?
家庭科ですね。家庭科の授業の一環で、保育実習があって実際に子ども達と触れ合う授業があったんです。私は3歳児と風船を落とさずに投げ合うキャッチボールをやりました。前から小さい子どもが好きで、保育士になりたいと思っていたこともあって
−読書が趣味とのことですが、今まで読んだ中で印象に残っている本を教えてください。
小学校の頃からことわざや故事成語、四字熟語の本を読んでいました。もともとは姉のものだったんですけど、例文や漫画が入っていてすごくわかりやすくて
−変わった読書の趣向ですね。好きな慣用句は何でしょう?
うーん……今パッと思いついたのは『覆水盆に返らず』ですかね。一度やってしまったものは返らないっていう意味だったと思います
−遥香さんがいつも持ち歩いている必需品はありますか?
この星座デザインの手帳を3年間くらい使い続けています。表紙は全く同じなんですけど、デザインが気に入って。家に帰ると同じ表紙の手帳が並んでるから、たまにどれがどの年代の手帳なのかわからなくなっちゃうんですけど(笑)一度決めると同じものを買い続けてしまう傾向はあるかもしれません
−そんな遥香さんの日常で意識的に行っているマイルールはありますか?
学校の制服は着崩さずに着ること、ですかね。シャツは第一ボタンまで閉めて、教室に着いてもブレザーを脱がずに授業を受けています。制服ってきちんと着た方がシルエットが綺麗に出ると思っているんですよね
−最寄駅で今のマネージャーさんにスカウトされたことがきっかけで芸能界に入った遥香さんですが、声をかけられたとき、どんな心境でしたか?
最初は『駅の改札の場所を聞かれるのかな?』って思ったんです。でも、改札はひとつしかないし、そんなに迷うような駅じゃなかったので戸惑っていたら名刺を渡されて。そのときマネージャーさんは私が友達と別れるまで、10分くらい遠くから見ていたらしいんです。後から聞いてびっくりしました(笑)
−芸能界に入ってから最初の仕事は?
オーラルケア等の『サンスター』のCM撮影です。撮影前にオーディションがあったんですが、それが人生で受けた初めてのオーディションでした。歯ブラシを磨くふりをしたんですが、特に手応えもなく終わったので出演できる自信はなくて。忘れた頃に連絡が来て合格したことを知ったときは、実感が沸かなかったですね
−初めての撮影現場はいかがでしたか?
たくさんの人が関わっているんだなあって驚きました。撮影スタジオでは、実際の大きさくらいの洗面所で撮影したんです。洗面所の鏡の奥にカメラがいるような配置で。カメラの奥にぎゅうぎゅうに人が詰まっていたのを覚えています
−なんでも将来は死体役をやってみたいのだとか?
そうなんです。というのも、もともとミステリードラマが大好きで。『科捜研の女』や『相棒』シリーズはよく見ていました。死体ってあまり他のジャンルのドラマには登場しない役ですよね。きっとその特別感に惹かれているのかもしれません
−生きている役でやりたい役は?
そうですね……やっぱり高校生の役をやりたいですね。今まで経験したのは20代の役が多いので、学校の制服を着ている役を演じたいです。どちらかと言えば明るすぎず、どこか影がある役をやってみたいですね
▼Instagram
https://www.instagram.com/haruka_saiki/
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Interviewer:いちじく舞
Photographer:Kyota Hashimoto
Photographer:Kyota Hashimoto
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この記事を書いた人:≠REPROFILE編集部