9月12日から裁判が始まった「紀州のドン・ファン」殺害事件。
須藤早貴被告は逮捕されてからずっと殺害を否定しています。
9月12日の裁判でも、自分の関与を否定しています。
この事件はほぼ状況証拠だけで、立証するのが非常に難しいとされています。
この記事では、須藤早貴被告の裁判での証言内容、証人の証言内容を随時まとめていきたいと思います。
須藤早貴被告の裁判での証言
「紀州のドン・ファン」殺害事件は、2018年5月24日和歌山県田辺市の自宅で資産家の野崎幸助(享年77歳)さんが急性覚醒剤中毒で死亡。
元妻の須藤早貴被告が、致死量の覚醒剤を摂取させて殺害したという殺人罪と覚醒剤取締法違反の罪に問われています。
9月12日
私は社長を殺していないし、覚醒剤を摂取させていません
検察側は、殺害前に「完全犯罪」「薬物」「覚醒剤 死亡」などとインターネットでの検索歴があったとして「財産目当てで結婚し、殺害した」と指摘しています。
検察は事件当日までの経緯を次のように説明しています。
被告は2017年12月に知人の紹介で野崎さんと知り合い、月に100万円を受け取る約束をした。2018年2月に結婚したが和歌山に定住せず、野崎さんは周囲に『離婚したい』と漏らし、この頃から被告はインターネットで『完全犯罪』『薬物』『覚醒剤 死亡』といったことばを検索していた。そして、事件の前の月に密売サイトの関係者に連絡して致死量の3倍以上にあたる覚醒剤3ミリグラム以上を注文し、十数万円を支払って覚醒剤と思われるものを入手した
引用:NHK
また、当日の状況について
野崎さんが覚醒剤を摂取したとみられる午後4時50分ごろから午後8時ごろまでの時間帯に、被告は自宅で二人きりになっていて、十分な犯行機会があった。遺体を詳しく調べた結果、胃の内容物の覚醒剤の濃度が特に高く、口から覚醒剤を摂取させた
引用:NHK
裁判での証人尋問の内容
9月13日
須藤早貴被告が、高校時代の友人SNSグループに「財産をくれるから結婚した」という旨のメッセージを送っていたことを検察が明らかにしました。
さらに
警察に何か聞かれても何も答えないで
と、口止めしていたといいます。
9月13日の午後に、検察が申請した証人尋問が行われる予定です。
まとめ
紀州のドン・ファン殺害事件の須藤早貴被告の証言についてまとまていきました。
裁判は始まったばかりなので、情報が集まり次第追記していきたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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