にしたんクリニック社長の西村誠司さん。
インパクトのあるCMでも有名ですし、TV番組で30億円の豪邸を披露するなど話題に事欠かかない社長さんです。
これだけビジネスに成功している方が、どのような経歴をお持ちなのかが気になります。
今回は、にしたんクリニック社長の西村誠司さんの経歴について、調べていきたいと思います。
にしたんクリニック社長・西村誠司のプロフィール
西村誠司のプロフィール
- 名前 西村誠司
- 生年月日 1970年5月20日
- 年齢 54歳(2024年9月時点)
- 出身地 愛知県名古屋市
- 出身校 愛知県立千種高等学校卒業 名古屋市立大学経済学部卒業
- 職業 実業家 マーケティングアドバイザー
- 兄弟 3人兄弟
- 家族 妻、子供3人(長男、次男、長女)
幼少時は極貧
西村誠司さんの実家は、小さな焼き鳥屋さんを経営していました。
しかし、大黒柱であるお父さんが肝硬変になり、西村誠司さんが幼稚園の年長組ぐらいの頃に余命5年と言われ、お店をたたんで生活保護をうけるようになります。
しかもお母さんがアルコール依存症になってしまいます。
西村誠司さんが小学校2年生くらいの時にお母さんが将来を悲観して自殺未遂を起こしてしまいます。
お母さんがお風呂場で自殺未遂の現場を発見し、救急車を呼んだのだが西村さんだったのです。
中学校1年生になると新聞配達のバイトを始めて
自分で自分のものは稼いでいく。もっと稼がないと
このマインドが現在の自分を作り上げてきたとTV番組でお話していました。
お母さんの自殺未遂現場を見てしまうなんて、トラウマになる辛いエピソードです。
それでも前向きに生きてこられたのですね。
その後お母様は60歳くらいで亡くなっています。その時のことをメディアのインタビューで掲載されていました。
「母は最終的には酔ったまま死にました。60歳になったか、ならないかくらいの時かな。隣の家の人が、東京の僕の会社に連絡してきたんです。『カーテンも開けずに3日くらいたつ』って。窓ガラスを割って入ったら、やっぱり死んでました。そんな最後まで社会不適合な母親だったけど、めちゃくちゃ優しかったな。人間として。それが自分の原点でもあって、人に親切にすることって温かみがあって大好きなんです」
引用:東スポWEB
自宅はカリフォルニアにもある?
西村誠司さんの自宅は東京都渋谷区に30億円の豪邸を建築しています!
2010年には、アメリカのカリフォルニア・サンディエゴに移住もしていました。
11年間アメリカに住んでいたようですね。
2021年には日本に帰国しています。
にしたんクリニック社長・西村誠司の経歴
西村誠司の経歴
- 1993年
-
アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社
JR東海の会計システムの設計・開発を担当
郵政省(現総務省)電子ネットワーク端末導入に関するコンサルティング
- 1995年
-
アンダーセンコンサルティングを退職
インターコミュニケーションズ(現エクスコムグローバル)を設立
ボイスメールシステムの運用
- 1997年
-
海外用レンタル携帯電話事業をスタート
- 2010年
-
2月アメリカに現地法人を設立
8月家族でカリフォルニア州サンディエゴに移住
- 2012年
-
海外用WiFiレンタルサービス「イモトのWiFi」ブランド提供を開始
- 2019年
-
メディカルサービスを開始。美容クリニック業界に進出
にしたんクリニック開院支援
- 2020年
-
コロナ禍での市場ニーズを察知。いち早くPCR検査サービスを開始
- 2021年
-
にしたんクリニックのTVCMが人気。
- 2022年
-
ベルギーサッカークラブ「シント=トロイデンVV」のマーケティングアドバイザーに就任
にしたんARTクリニックを開院
西村誠司さんは、現在エクスコムグローバル株式会社の社長に就任しています。
エクスコムグローバル株式会社は、モバイル通信サービス、メディカル支援サービス、飲食店運営サービスの事業を手掛けています。
西村誠司の出版物
2022年7月に「最強知名度の作り方 売上98%減からのV字逆転を実現した必勝術」をKADOKAWAから出版
この本では、海外WiFiレンタルの「イモトのWiFi」がコロナ禍で売り上げが98%減の逆境に立たされた時について書かれています。
その時に「PCR検査サービス」を思いつき新事業をわずか1か月で準備したこと、「にしたんクリニック」の開設で売り上げV字回復に成功した経緯について書かれているとのこと。
めちゃくちゃ気になるタイトルです。
みなさん読んだことありますか?
私は今回調査で初めて知ったので、これから読んでみようと思います!
通信業界から医療業界に進出したのなぜ?
西村誠司さんは、もともと通信業界で起業していますが、2019年から医療業界に参入し、「にしたんクリニック」を開院します。
何故にしたんクリニックを開院したのか?
異業種に携わるのは難しいのではないか?と素人的には考えてしまうのですが、なぜクリニックを開院しようと考えたのか調べてみました。
西村誠司さんは医師ではありませんが、美容クリニックである「にしたんクリニック」を開院しています。
理由は、
畑違いの分野かつ挑戦しがいのある規制産業に参入したい
という思いがあったからだそうです。
ビジネスチャンスの追及が止まりません
にしたんクリニックとは?
にしたんクリニックは美容クリニックで、主に美容点滴、美容皮膚・レーザーなどを施術するクリニックです。
診療メニューに「美容点滴・注射」「美容皮膚・レーザー治療」「ダイエット」を設置し、3つの領域から多角的なアプローチを展開しております。
引用:にしたんクリニック公式サイト
徹底したスタッフ教育のもと、知識や技術力、おもてなしの高い志を持った最高のチームワークで患者様のご要望を超えた医療をご提供いたします。
にしたんARTクリニックとは?
にしたんARTクリニックは不妊治療専門のクリニックです。
西村誠司さんが不妊治療クリニックの経営に乗り出したのは、ご自身の経験があったからです。
西村誠司さんは3人のお子さんがいますが、3人目のお子さんは年齢的なことを考えて体外受精を選んだそうです。
当時、妻は41歳。長男と次男は自然妊娠でしたが、年齢的なことを考え、体外受精を選択しました。その時クリニックで当たり前のように勧められたのが、子宮に戻す前に、受精卵の染色体異常をスクリーニングするという着床前診断でした。日本では、まだ一般的ではなく、私たちも初めて耳にする検査でしたが、アメリカでは、この頃すでに広く普及していたのです
引用:GOETHE
にしたんARTクリニックでは、自由診療で希望する方には全員に着床前診断を受けてもらっているようです。
’22年4月から、日本でも不妊治療が保険適用になりました。それを意識したのかとよく聞かれますが、当院が提供するのは、自由診療に特化した生殖補助医療(ART)なので、まったく関係ありません。そもそも保険適用で着床前診断を受けるには、『流産や死産を2回以上経験』、『体外受精が2回以上失敗』などの条件がある。けれど、流産や死産、体外受精の失敗なんて経験しない方がいいに決まっています。しかも、不妊治療を受ける患者様は概して年齢層が高い。貴重な時間を無駄にしないためにも、あえて自由診療にし、希望する方すべてに着床前診断を受けていただくシステムにしました
引用:GOETHE
病院とは思えない高級感あふれるサロンですね。
ストレスも癒されそうです。
自由診療ですが、不妊に悩まされている方にとってはとても嬉しい診療内容だと思います!
まとめ
今回はにしたんクリニック社長・西村誠司さんの経歴について調べていきました。
- 西谷誠司さんは、幼少時は生活保護を受けるなど経済的に厳しい家庭だった
- お母さんの自殺未遂の現場を発見するなど壮絶な幼少時を過ごしていた
- 経済的自立心の強い子に育った
- 社会人2年目で起業
- 数々のビジネスチャンスをものにしていく
- 2019年に医療業界に参入し、にしたんクリニック開設
- 医療業界に参入したのは、違う分野・規制産業という高いハードルに挑戦するため
- ご自身の不妊治療の経験から、不妊治療専門クリニックも開設
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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