日産自動車・社長の内田誠氏。
2024年9月中間決算で、営業利益が前年同期比90.2%減となってしまい、自身の役員報酬を返納すると言っていました。
2023年度の役員報酬が6億5700万円だった内田誠社長。
社長に就任してから今までの年収っていくらだったのでしょうか?
今回は、内田誠社長の年収として役員報酬をチェックしてみました。
内田誠の年収チェック
内田誠が社長になったのはいつ?
内田誠社長が日産自動車株式会社の社長になったのは、
でした。
内田誠の年収は?
内田誠社長の年収を役員報酬として調査してみました。
年期 | 内田誠の役員報酬額 |
---|---|
2021年3月期 | 3億2700万円 |
2022年3月期 | 4億9700万円 |
2023年3月期 | 6億7300万円 |
2022年3月期 | 6億5700万円 |
就任以降どんどん報酬が上がっていますね!
今回赤字になっていますが、過去の利益はどうだったのでしょうか?
日産の収益の推移は?
内田誠氏が社長に就任してからの日産自動車の業績の推移を調べてみました
年期 | 当期純利益 | 内田誠の役員報酬額 |
---|---|---|
2021年3月期 | -4,487億円 | 3億2700万円 |
2022年3月期 | 2,155億円 | 4億9700万円 |
2023年3月期 | 2,219億円 | 6億7300万円 |
2022年3月期 | 4,266億円 | 6億5700万円 |
2021年度は赤字だったのに3億円ももらっていたんですね~
トヨタ自動車の豊田章男社長もチェック
同じ業種のトヨタ自動車で当期純利益と社長・豊田章男氏の役員報酬の推移もチェックしてみました。
年期 | 当期純利益 | 豊田章男の役員報酬額 |
---|---|---|
2021年3月期 | 2兆2500億円 | 4億4200万円 |
2022年3月期 | 2兆8500億円 | 6億8500万円 |
2023年3月期 | 2兆4500億円 | 9億9900万円 |
2022年3月期 | 4兆9400億円 | 16億2200万円 |
桁が違ってちょっとびっくりしました!
利益のわりに役員報酬が高いのは何故?
利益に対する役員報酬の割合は?
日産自動車とトヨタ自動車の当期純利益と社長の役員報酬を調べてみましたが、単純に当期純利益に対する役員報酬ってどうなのか?と気になりました。
会社の利益計算について、筆者は無知なのでごくごく単純に計算させていただきます!
年期 | 内田誠の役員報酬割合 | 豊田章男の役員報酬割合 |
---|---|---|
2021年3月期 | 1,372% | 0.019% |
2022年3月期 | 0.2% | 0.02% |
2023年3月期 | 0.3% | 0.04% |
2024年3月期 | 0.15% | 0.03% |
豊田社長の役員報酬の割合は、0.02~0.04%
内田社長は、赤字の時も役員報酬3億円もらっているのと、2022年度以降の役員報酬の割合が、0.15%~0.2%で豊田社長よりも割合的には多くもらっていました。
会社の規模や役員の人数などによって、報酬の割合は違うと思いますが、内田社長もらいすぎ??という印象をうけてしまいました
利益のわりに役員報酬が高いのは何故?
日産とトヨタでは会社の規模や事業の内容も違うと思うので、単純な比較だけでは説明がつかないところもあると思います。
ただ、どうしても内田社長の役員報酬が高すぎる印象がありますよね。
何故なのか…
気づいたのは、他の役員に対する報酬も日産のほうが高い、ということです。
トヨタの役員報酬は合計役員(社外取締役も含む)32名に対しての報酬総額が41億9,000万円
日産は、合計役員15名に対しての報酬総額が29億3,400万円
役員報酬やっぱりもらいすぎなのでは…
日産は、カルロス・ゴーン氏が社長をしていた時代の役員報酬が桁違いでした。
2019年には、16億5200万円の役員報酬額で日本のトップになっていましたし、その影響で役員報酬額が麻痺しているのでしょうか?
今後経営改善をしていくのだろうと思いますが、リストラだけではなく役員報酬額も見直しが必要ですよね。
まとめ
今回は、日産自動車社長・内田誠氏の年収について調査していきました。
- 内田誠氏の2023年度の役員報酬は、6億5700万円
- 内田誠氏の役員報酬額は、トヨタ自動車の豊田社長より純利益に対する割合額が高かった
- 日産自動車の一人当たり役員報酬総額は、トヨタ自動車より高かった
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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