袴田事件で長女の証言が不気味と言われる理由は？無罪確定で真犯人は？

袴田事件の無罪判決。

検察が控訴を断念する方針ということが発表されて10月10日をすぎると、晴れて自由の身になれます。

喜ばしいことではありますが、冤罪から開放されるまでの長い歳月の闘いで、時間の経過が本当に悔やまれます。

無罪ということは他に真犯人がいるということになりますが、もう50年以上も経過してしまった以上、真犯人を探すのは相当困難になりますよね。

そんな中、殺害された一家の唯一の生き残りである長女の証言が不気味だったという情報がありました。

どんな内容で、なぜ不気味だったのかを調査していきたいと思います。

袴田事件の概要まとめ

袴田事件は、事件発生から今日の再審無罪判決まで58年もの年月を費やしました。

経過がとても長いのですが、事件の概要をまとめます。

袴田事件は、捜査機関の提出した証拠に捏造の可能性があって、袴田さんを犯人と断定するにはあまりに根拠が弱かったことと、袴田さん側が一貫して無実を訴え続けたことで再審に持ち込むことができました。

ですが、あまりに長い48年の勾留期間で袴田さんは精神的な打撃をうけ、死刑判決後は「自分は神」と言って「袴田巌」も「袴田事件」もそのものの存在を否定していたようです。

長女の証言が不気味と言われる理由は？

長女は袴田巌が犯人だと証言

事件当時、袴田巌さんが犯人であると操作で断定した理由に、被害者家族の長女の証言がありました

長女は事件当時から袴田巌さんが犯人であると一貫して主張し続けたようです。

事件当時から長女は警察の捜査に協力してきました。

袴田さんが冤罪として再審請求を開始したときも冤罪説に反論していました。

そして、何故長女だけがこの日にいなかったのか？何故長女だけ助かったのか？というところがクローズアップされます。

その理由として、

そして何より、袴田巌さんの再審が決定して釈放された翌日の2014年3月28日に、この長女さんは自宅で亡くなっているのを発見されています。

長女さんの亡くなるタイミングと亡くなった理由が憶測を呼んで、

長女は自殺したのでは？

と噂になっていますが、はっきり自殺したと断定できるような情報はありませんでした。

もし仮に自殺で亡くなっているのであれば、自殺しなければならない事情があったのではないか？と考えてしまいますよね。

そして、事件当時長女さんと警察だけが袴田さんを犯人と思っていたという状況になっているのです。

これが、長女の証言が不気味と言われている理由になると思われます。

近所の人は袴田の犯行を否定

当時の袴田さんを知る人は、彼が犯人と言う人はいなかったと近所の人もインタビューに答えていました。

＜渡辺昭子さん＞
「おなかちゃん…おなかちゃんって言っていた。いまでも、おなかちゃんって呼ぶ癖がついちゃってる。全然、そんなバカなことはないと、みんな反対していた。主人もそんなことない（袴田さんが犯人ではない）と怒っていましたね」

静岡市清水区に住む渡辺昭子さん(89)。渡辺さんは2021年に亡くなった夫の蓮昭さんとともに、袴田さんと家族ぐるみの付き合いがありました。おなかが出ていたから「おなかちゃん」。そう呼ぶ渡辺さんのことを袴田さんは「母さん」と呼んでいたそうです。

引用：SBS NEWS

真犯人は誰なのか？

ネットでは、袴田事件の真犯人が誰なのか注目しています。

まとめ

今回は、袴田事件被害者の長女の証言が不気味と言われる理由について調査してみました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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