次の総裁選に出馬表明した石破茂さん。
2016年以降は、内閣の要職から離れておられますが、知名度・影響力の強い方ですよね。
石破茂さんは、あまり感情を表に出すことなく、淡々とスピーチされる姿が印象的です。
今回は、印象からはちょっと隠された面白いエピソードがないか、調べてみました。
石破茂の面白いエピソード5選!
愛称は「ゲル」
石破茂さんの愛称は「ゲル」なのだそうです。
ネットでそう呼ばれ始めたようですが、その理由についてメディアの取材に答えているものがありました。
「ゲル」と呼ばれる石破茂元幹事長は、「パソコンで石破茂と打つと、『石橋ゲル』と(変換して)出てくる。これはしょうがない」とにんまり。
引用:時事ドットコムニュース
誤変換で出てきたワード「ゲル」が有名になっていったのですね!
この記事は2020年のものですが、現在は「いしばしげる」と入力したらちゃんと「石破茂」と変換してくれます!
アイドル大好き
石破茂さんは、1970~1980年代のアイドルが大好きです。
特に、キャンディーズの「ミキ」ちゃんの大ファンだったとか。
カラオケでキャンディーズの曲を熱唱した、というエピソードもあります。
南沙織さんのファンでもあったようですね。
車・鉄道マニア
石破茂さんは鉄道マニアで、事務所に寝台特急のプラレールなどを飾ってあるのだそうです。
実際に寝台特急を何度も利用していたとのこと。
1986年の初当選から鳥取と東京の行き来はほとんどかつての寝台特急「出雲」(2006年廃止)で、通算で千回は乗った。飛行機で地元に帰り、演説会や支援者回りをして寝台特急で帰京する。列車に乗ることで気持ちをリセットできていた。
ミリタリー系プラモデル好き
石破茂さんは、小さな頃から乗り物好きで現在でもプラモデルを集めるのが趣味なのだそうです。
防衛庁長官時代にロシア国防府大臣が訪日したときには、ロシアの空母アドミラル・クズネツォフの模型を2日間徹夜して作り上げたという逸話があります。
このプラモデルを作り上げるのは、よても根気が切ると思います。
よく2日間で完成させましたね!
奥さんとの結婚エピソード
石破茂さんは、奥さんとの馴れ初めについてお話されていました。
こんなきれいな女性が世の中にいたのかと一目惚れして
大学時代の同級生で1年時の4月に図書館でみかけた奥様に一目惚れなさったようですね。
8年かけて結婚されました。
石破茂さんは、奥様と結婚したい一心で給料が安定している銀行の就職します。
大学を卒業するときに、奥様にプロポーズ。
結婚を前提としてこれからもお付き合いいただけませんか
ですが、奥様は最初プロポーズをお断りされます。
弁護士になりたいから法律学科に入ったのに、私と結婚したいから安定した仕事がいいと言って三井銀行にしたんですよね。そういうふうに人生の目標がコロコロ変わる人は私は嫌いです
2年後に石破茂さんのお父様の葬儀で、お二人は再開。
お互いの職場が近く、それからは頻繁に会うようになってご結婚されたというエピソードでした。
奥様の厳しい一言が、石破茂さんの人生にも大きく影響されているようですね。
裏切りの黒歴史といわれるエピソードも?
石破茂さんは自民党に在籍していますが、今までの議員としての活動の中で度々「アンチ自民?」と思われるような発言や行動があることが話題になりました。
そのエピソードが、裏切りの黒歴史といわれていますが、実際はどうだったのでしょうか?
その時の石破茂さんがどのように考えていたのかを調査してみました。
田中角栄を裏切った?
1981年、父の死後、 真っ先に葬儀に駆けつけてくれた 田中角栄氏の助言で政界を目指すも 田中派ではなく中曽根派からの立候補。
このエピソードに対して石破茂さんも言及しています。
スタートはね中曽根派なんですよ。
当時は中選挙区制って制度だったから、鳥取県全県区定数4で本来田中
派なんですけどもうすでに自分の選挙区に田中派の候補がいたから、
2人同じ選挙区か出れないんで。
角栄先生から「お前な、どうしても田中と一緒にやりたいっていう
ことだったら代議士当分なれないよと、田中と別れてもいいって言うんだったらばなれる。
もしお前が田中と別れても言ってんだったら中曽根派に行け、今回がお前チャンスだって言われました。
その時に田中角栄元総理が「角栄もいつまでもこんな権力があるわけじゃない。派閥は永遠じゃない。」と言われたことも話をしていました。
次の新しい時代の担い手として、田中派という派閥から送り出したようなお話ですね。
自民党離党
1993年 非自民の細川連立政権が成立。 自民党が野党に転落すると、 立て直しに四苦八苦する森喜朗幹事長に 「私はね、政権与党にいたいんです。自民党の歴史的使命は終わった」 と言って離党届を出した。
石破茂さんは、憲法改正をご自身の政治目標として活動されていました。
ですが、1993年に自民党が選挙に負けて野党となったタイミングで、当時の自民党総裁であった河野洋平さんが憲法改正議論を凍結するという党方針を打ち出したため、離党を割断されました。
自民党同士で選挙を戦う構図にも違和感があったようで、少しずつ自民党のありかたに疑問をもっておられたのですね。
政策論議よりも権力闘争が目立っていたのも、離党を決断された理由のようです。
新進党離党
小沢一郎を「真の改革者」と称賛して新進党結成に参加するも、小沢一郎が党首に選ばれると、自分の考える政党と違うと総選挙前に離党。
非自民の連立政権樹立後、石破茂さんは新進党に所属。
政治改革の夢が実現すると思っていましたが、総選挙の直前に新進党が打ち出した政策
- 集団的自衛権は行使しない
- 消費税はこれ以上上げない
それまでとは全く違う政策で、石破さんが自民党を離党してまで取り組もうとした政策がまた否定された形になってしまいました。
結果、離党して無所属で当選して自民党に戻ったことになります。
政党の方針も一貫していないのですね。
安全保障関連法担当大臣を固辞
安保関連法担当大臣を任せたいと言われるも、面倒くさそうなので、屁理屈をこねて固辞。
石破茂さんは2014年9月の第2次安倍改造内閣発足時に新設する安全保障法制担当大臣への打診を辞退しています。
このときのことを石破さんはこうおっしゃっています。
自分の考えと違うことを国会で言うっていうのが、私はどうしてもできなかったんです。
憲法改正の方向性が、安倍内閣と違うことで辞退し安倍首相からかなり怒られた、というエピソードでした。
石破茂さんは派閥などにもとらわれず、その時の状況でより正しいと思った道を選択される方なのですね。しがらみで流されるという決断をしてこなかったのが、裏切りの黒歴史といわれた所以なのかもしれません
まとめ
石破茂さんの面白いエピソードと裏切りの黒歴史と言われたエピソードについて調査のまとめです。
- 石破茂さんの面白いエピソード①:愛称は「ゲル」
- 石破茂さんの面白いエピソード②:アイドル大好き
- 石破茂さんの面白いエピソード③:車・鉄道マニア
- 石破茂さんの面白いエピソード④:ミリタリー系プラモデル好き
- 石破茂さんの面白いエピソード⑤:奥さんとの結婚エピソード
- 裏切りの黒歴史といわれたエピソード①:田中角栄裏切りの真相は、田中角栄から勧められた
- 裏切りの黒歴史といわれたエピソード②:自民党離党は、政策の不一致
- 裏切りの黒歴史といわれたエピソード③:新進党離党は、選挙直前の政策変更があったから
- 裏切りの黒歴史といわれたエピソード④:安全保障関連法担当大臣を固辞した理由は、自分の考えと違う国会答弁をしたくなかった
最後までご覧いただきありがとうございました。
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