≠REPROFILE Interview”朝比奈彩”
10年間少年のような少女時代を過ごしてきた。
ずっと陸上部で活動していたので、髪の毛もショートヘアーでしたし、肌も真っ黒でした。今思うと、まるで少年のような少女だったと思います。そんな日々が10年間ほど続きました。ただそのときから、お洒落やコスメなどには関心があり、ファッション雑誌を良く読んでいましたね。化粧や服装一つで全く別の印象になってしまうモデルたちを見ては、いつも胸を躍らせていました。まるで魔法を見ているような感覚になっていました。
学生時代からモデルという職業に憧れを抱いていました。そんな自分の姿を重ねて、思わず感情移入して見たのは矢沢愛さん原作の映画「Paradise Kiss」です。淡路島には映画館がないので、わざわざ徳島県に行き映画を見たのを良く覚えています。
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≠REPROFILE Interview”朝比奈彩”
助産師の助手として命の誕生の瞬間を目にしてきた。
高校を卒業し、芸能か美容関係の仕事に就きたかったのですが、両親が厳しかったため、芸能の世界に入ることも美容の専門学校に行くことも反対され、一人暮らしをすることも禁止されていました。そんなとき、求人誌を眺めていたらたまたま自宅の近くの産婦人科で助産師の助手を募集しているのが目に止まったんです。
子供が好きということもあり、応募したのがきっかけで産婦人科で働き始めました。今でも良く覚えているのは、初めてお産の現場に入ったとき、産まれてきた赤ちゃんの首にへその緒が三重に絡まり、赤ちゃんが泣かなかったんです。私自身はまだ知識も無い中、イレギュラーなことが起こり動揺しました。ですが、助産師の方がなんてことない様子で赤ちゃんの背中をぽんぽんと叩いた瞬間、赤ちゃんは正常に泣いてくれました。冷静に命の誕生の現場に立ち続けている助産師の方の凄さを体感しましたね。そのときの光景は目に焼き付いています。
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Biography
朝比奈 彩 | Aya Asahina
サイズ: T171cm / S24.5cm / B80cm / W58cm / H83cm
誕生日:1993年 10月 06日
出身地:兵庫県
所属:ハーモニープロモーション
趣味:映画鑑賞,料理,ロードバイク,キックボクシング
人物:
二十歳のときに生まれ育った兵庫県の淡路島を離れ、ずっと憧れていた芸能の道へ進むために上京。モデル活動を中心にバラエティやグラビアなどで活躍する。
努力を重ねた結果が自信に繋がると考えており「運命は自分の力で作っていける」という信念を持つことから、他人からはポジティブだと言われることが多い。
SNS上での反響は細かくチェックしているが、「全員に好感を持たれることは不可能」と割り切っているため、批判的な投稿に対してはあまり気にしていないという。
生立ち:
学生時代はずっと陸上部に所属していたこともあり、肌は黒く日焼けし、髪はショートヘアという、本人曰く「少年のような少女」だった。
しかし、当時からファッションには強く関心を持ち、モデルに憧れを抱いていた。
スポーツ:
モデルとしての活動を開始してから、ウォーキング時のバランス感覚を養うことや、洋服が似合う体型作りを目的として、キックボクシングとボルダリングに取り組んでいる。番組の企画をきっかけにロードバイクに乗ることも趣味としている。
助産師の助手:
高校卒業とともに芸能の道へ進みたい気持ちがあったが、厳しい両親の反対もあり
自宅の近くの産婦人科で助産師の助手として働いていた。
命の誕生する現場に冷静に立ち会う助産師の姿は”目に焼き付いている”と語る。
関西弁:
元々は関西なまりの強い話し方だったが、仕事の幅を幅を広げるために矯正し、現在では感情を乗せた標準語も話せるまでになっている。
仕事について:
1~2年前までは、現場での”わからないこと”がとても多く、その都度気づいた点を「改善したいポイント」としてメモを取るようにしていたという。
今後はドラマや映画など役者としての仕事をしていきたいと語る。
favorite:
●リップ
バックの中に様々なタイプのリップを常時7本ほどは入れている。
●香水
『TOCCAのGiulietta』
仕事のときに使用し、香りで気分を切り替えるようにしている。
●映画
『Paradise Kiss』
公開当時、映画館のない淡路島から徳島県にまで出向いてこの映画を見に行った。
●お守りの塩
心霊スポットに行く企画で、最後にお祓いを受けた際に霊媒師からもらった魔除けの塩を、今でもお守りとして持ち歩いている。
●ファー
手触りの良いものを触っていると気持ちが落ち着くため、きつねのキーホルダーを持ち歩いていたが無くしてしまい、現在は仕事の現場移動のときや寝る前など、ファーのバッグを常備している。
Link
公式twitter @Asahina18A
Instagram @asahina_aya
≠REPROFILE Interview”朝比奈彩”
初めて見る表参道の景色は「まるで絵画」
二十歳になり、どうしても諦めきれなかった芸能の道に進むため、両親を説得して上京をしました。
始めて東京に降り立ったときは、ビルの量や看板などの人工的な光に圧倒されましたね。さらに渋谷では特にお祭りが開催されているわけではない……と気付くまで1週間かかりました。冬の季節に表参道の歩道橋の橋の上に立ったときは、どこまでも続くイルミネーション、高級ブランド店のショウウィンドウ、車線の多い道路……視界に入る全てが淡路島にはないものばかりで「私はとんでもない場所に来てしまった」と呆然としました。現実味が薄く、まるで1枚の絵画を見ているようでしたね。今も東京に馴染めているかどうかは定かではありません。人が多いところはまだ少し苦手かもしれません。
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≠REPROFILE Interview”朝比奈彩”
洋服に着せられているような身体はイヤ。
モデルとして活動し始めて、様々なスポーツに挑戦しています。ファッションショーなどでウォーキングをする際、バランス感覚が重要になってくるため、体幹を鍛えようとキックボクシングを始めました。その後、腕や肩を鍛えるためにボルタリングにも行くようになりました。番組の企画がきっかけで、ロードバイクにも乗っています。
複数の運動を並行して行う理由は、学生のときに陸上をしていたので運動自体が好きだということもありますが、海外モデルのような綺麗な筋肉がついた身体に憧れていることも理由の一つです。洋服を着て、誌面で魅せるモデルは身体が細ければいいという訳ではないと思っているんです。身体の線が華奢すぎると「洋服に着せられている」ように映ってしまうので、なるべく洋服が似合うボディラインになるように意識をしています。そのために今後もスポーツは続けていこうと思っていますね。
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≠REPROFILE Interview”朝比奈彩”
努力を積み重ねた事実が自信に繋がる。
現在は、モデルの他にバラエティやグラビアなどもしていますが、今後はドラマや映画でお芝居の仕事もしていきたいと思っています。演技に関しては、レッスンを重ねて、しっかり自信を付けてから、お芝居の現場に挑みたいですね。モデルに関してもそうですが、努力をしてきたという事実が自信へと繋がり、胸を張って活動するための要になっていると思っているんです。
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枕元にあるファーのバッグを触りながらでないと眠りにつけない
眠る前になにか手触りのいいものに触っていないと落ち着かなくて、きつねのキーホルダーのしっぽの部分を触りながら眠りについていました。
ですが、地方でお仕事をする際も持ち歩いていたので、どこかでなくしてしまったんです。それから、ファーの小さいバッグを枕元に置いておいて、撫でながら眠りについています。
外にも持ち歩いて、仕事の現場から次の現場に移動するときも車の中で触っていますね。
指摘されて気付くのですが、自分でも無意識のうちに触っているようです。
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バッグの中には7本のリップと塩、そして仕事スイッチを入れるための香水
リップが好きで、バッグの中にはリップクリーム、口紅、グロスなど、様々な種類のリップを計7本は常備しています。
それといつも持ち歩いているのは、「お塩」です。なにかと言うと、心霊スポットに行くお仕事で最後にお祓いをしてもらったのですが、そのときに霊媒師の方に魔除け用のお塩をもらったんです。お守りとしてジップロックに入れてポーチの中に入れています。
お仕事のときにカバンの中に入れて持ち歩いているのは「TOCCA」というブランドの「Giulietta」という香りです。ムスクがベースの、甘すぎず爽やかな香りです。その香りを身に付けるとプラシーボ効果で心の姿勢が正されます。
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できなかったことはすぐスマホでメモをとり、見返している
1~2年前は現場に入ってもわからないことがあまりに多すぎた状況でした。当初はその日現場で気付いた「改善したいポイント」をスマホに箇条書きでメモをしていましたね。
それも、雑誌モデルとしてのお仕事、グラビアでの撮影、バラエティ番組の出演、同時に3つのカテゴリーのお仕事をかわるがわる行い出してからだったと思います。
例えば、バラエティ番組に出始めた頃、「カメラが4~5台あると緊張して上手に笑えない」などとスマホに打ち込んでいたのを覚えています。
過去にメモしたものを改めて見直すと、できるようになってきたことも多く、最近ではそれぞれの現場に慣れてきてメモをとること自体が少なくなってきましたね。
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≠REPROFILE Interview”朝比奈彩”
関西弁のなまりをとるため文章を頭の中で構築してから言葉を口にしていた
わたしは兵庫県出身なので、関西のなまりが強い話し方でした。ですが、将来的には演技のお仕事もしていきたいと思っているので、関西弁のクセを直そうと決心しました。
比較してみると、関西弁はイントネーションが言葉の後半につくことが多いのですが、標準語は頭につくことが多いんです。
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≠REPROFILE Interview”朝比奈彩”
ネットに反映される自分の姿の捉え方
リアルタイムで発言されていくSNSはチェックしますが、ウィキペディアは見たことはありませんでした。
わたしの場合、現時点ではあながち間違ったことは書かれていないようですね。「高所恐怖症」や「絶叫マシーンが苦手」と書かれているのもあっています。
もしかしてウィキペディアにそう書かれているから、最近そういった身体を張ったお仕事が多いのかもしれませんね(笑)
実はTwitterやInstagramでは1日に3回ほどエゴサーチかけています。わたしの見た目を批判している投稿なども目にしますが、全員に好意を持たれることは不可能だとわかっているし、「嫌い」と投稿している人に直接会うことは無いのであまり気にしません。
むしろ、朝比奈彩というタレントに対して「どういう人物像を求めているのか」が見えてくるので冷静に客観視するためのツールとして活用しています。
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≠REPROFILE Interview”朝比奈彩”
自分の運命は自分の力で作るもの
よく、ポジティブだと言われます。淡路島から上京し、現在に至るまで「今後も運命は自分の力で作っていける」と体感していることが大きいのかもしれません。
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