腰部骨折で入院治療を続けていた火野正平さんの訃報が報じられました。
ニュースでは腰痛や腰部の骨折については報じられていますが、直接的な死因についての説明がありませんでした。
ネットでは、「本当の死因は何?」と気になる方がたくさんいるようです。
難病や脳梗塞、がんだったのではないか?と考える人や、中には認知症や老衰だった?という意見もありました。
そこで今回の記事では、
- 火野正平は難病だったのか?
- 火野正平の死因
について調査していきたいと思います。
火野正平の死因は非公表
火野正平さんは11月14日に亡くなられ、すでに家族葬が執り行われたと報じられています。
各メディアが伝えていますが、直接的な死因に触れていません。
事務所の発表を全文見てみたいと思います。
弊社所属俳優 火野正平が令和6年11月14日享年75にて逝去いたしました
4月より持病である腰痛の治療に励んでおりましたが 夏の腰部骨折を機に体調を崩し
最期まで仕事復帰を願っておりましたが叶いませんでした
自宅で家族に見守られ 穏やかな最期でした生前のご厚誼に深く感謝するとともに 葬儀は家族葬にて済ませましたこと
謹んでお知らせ申し上げます長らくこのお仕事に携わり 関係の皆様には大変お世話になりました 重ねて御礼申し上げます
応援してくださった皆様にも 心から感謝申し上げますこの訃報にて 弊社とご家族からのお知らせとさせていただき どうか静かに見送らせてください
引用:シーズ・マネージメント公式サイト
事務所の発表内容で火野正平さんの病状と経過を下にまとめました。
- 持病の腰痛があった
- 夏に腰部の骨折があった
- 骨折を契機に体調不良となった
- 夏の骨折を7~8月と仮定すると約3~4ヶ月後に息を引き取った
- 家族に見守られながら穏やかな最期だった
発表の最後は、
と綴られています。
家族と事務所は、これ以上死因についてなどの報道は謹んでほしいという気持ちを表明していますね。
スポニチさんは、独自の取材をしていたようですね。
骨折を公表した当時、事務所は本紙の取材に「何年も前から腰は悪かった。何か(圧迫骨折の)原因があったわけではなく“いつの間にか骨折”みたいなもの」と説明。「順調に回復しています。歩行も問題なくできる。復帰までもう少しという感じです」と明かしていた。
引用:スポニチ
火野正平は難病だったのか?
難病の情報はない
火野正平さんが以前から難病を患っていたという情報は、確認できませんでした。
腰痛は何年も前からあった
腰の状態については、
と事務所がスポニチの取材に答えていますね。
腰部の骨折は、「圧迫骨折」だったとも回答しています。
2024年5月にNHK-BS「にっぽん縦断 こころ旅」を休止するときのニュースで、2023年1月にも疲労骨折をしていたと発表していました。
昨年1月、ライブツアーとCDリリースの会見を開いた際には、腰が痛くて医者に診てもらったら疲労骨折していたと明かしており、肉体的にも年齢的にも限界を危惧する人が少なくないようだ。
引用:Yahooニュース
自転車に乗りっぱなしも腰に影響がでそうですよね
火野正平の死因は?
今回の発表では、持病の腰痛と圧迫骨折を発表し、歩けるようになるまで回復しましたが、家族に看取られて最期を迎えたことになっています。
家族に看取られた、ということは急病ではなさそうですね
急死の可能性がありそうな心筋梗塞や大動脈解離、急に発症した脳血管疾患は、家族に看取られるような病状ではないので除外したいと思います。
その中で考えられる疾患をピックアップしてみます。
がん
自宅で家族に見守られて穏やかな最期を迎えることのできる病気としては、「がん」が一番可能性が高いと思われます。
火野正平さんがこれまでに内科疾患を公表したことはないため、腰痛を引き起こす可能性のあるがんが濃厚です。
今回腰痛と腰部圧迫骨折、気づいたら骨折していた、という状況を考えると
の可能性があります。
- 乳がん
- 前立腺がん
- 肺がん
乳がんは、女性特有のがんでもありますが、男性でも極稀に発症することはあります。
肺がんも骨転移を起こしやすいのですが、肺に関連する症状が先に出ていると思われます。
前立腺がんは症状がわかりづらく、発見されるときの症状として「腰痛」で気づく場合があります。
圧迫骨折した部位も腰部で前立腺に近い部位でもあります。
筆者は個人的に、前立腺がんだったのではないか…と推察しています
慢性期の脳梗塞など、脳血管疾患
火野正平さんは、腰椎圧迫骨折で入院・治療していました。
腰椎圧迫骨折は基本的に「保存的治療」で、骨折部位の安静を保つ治療です。
痛みで体を動かすことができない間は、ベッドの上で寝たきりで数日間を過ごすことがあります。
同じ体勢で過ごすことで
を発症するリスクがあります。
それを予防するために、安静中は両足にエアーマッサージャーのような装置をつけますが、低確率でエコノミークラス症候群を発症したときには、心肺停止状態になる可能性があります。
運良く救命できたとしても
の状態となり、いわば植物人間状態で過ごさなければならないという最悪のシナリオです。
この植物人間状態で、自宅で看取るというパターンもあります。
また、腰の治療に関係なく入院中に脳血管疾患を発症してしまった、というケースも考えられます。
認知症
火野正平さんは75歳でした。
元気でお若く見えますが、高齢で入院すると生活環境がガラリと変わり、認知症を引き起こす可能性がかなり高いです。
認知症が進行すると、食事や水分も自分で摂ることができなくなります。
まず、食事をうまく飲み込むことができず「誤嚥」をおこします。
誤嚥とは、食べ物が間違って気管に入って気道を塞いでしまうことです!
これが原因で誤嚥性肺炎を繰り返すと、命の危険が相当高くなります。
その場合栄養や水分補給方法は、胃ろうを作って栄養剤を腸に送り込む経腸栄養法という方法や栄養点滴法を選ばなくてはなりません。
十分な栄養補給ができればよいのですが、うまく栄養が吸収できず徐々に衰弱することもあります。
老衰
認知症と似た経過をたどりますが、単純に老衰ということも考えられます。
安静治療を続ける中で徐々に筋力や気力が低下して、食事が摂取できずに衰弱していく可能性があります。
まとめ
今回は、火野正平は難病だったのか、直接に死因について調査・考察していきました。
- 火野正平さんは腰痛の治療経過中に亡くなられた。
- 事務所の発表では、直接の死因について触れられていない
- 今までに難病であると発表されたことはない
- 家族に見守られて亡くなっているので急病が死因の可能性は低い
- 死因の原因になる病気として、がん・脳血管疾患・認知症・老衰の可能性について考察してみた
昭和のプレイボーイと言われるくらいに人気のあった火野正平さん。
亡くなられたのがとても寂しいですね。
心より御冥福をお祈り申し上げます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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