プロ5年目を迎えたロッテの佐々木朗希投手。
今シーズン開幕から先発ローテーションに入りましたが、5月下旬に上半身の疲労回復が遅れているため1軍登録抹消されて休養しました。
2週間ほど経って一度復帰しましたが、右腕のコンディショニング不良を理由に6月13日再度登録抹消。
1か月経ちましたが、復帰の目途がたっていません。
そんな中、佐々木朗希投手を甘やかしているという声も聞くようになりました。
なぜ甘やかしと言われるのでしょうか?
佐々木朗希を甘やかしていると言われる理由3選
昨年の契約更改エピソード
昨年の契約更改の会見までに12球団の選手の中で一番遅い発表となりました。
佐々木投手がメジャーリーグ移籍を希望されたようで、球団側の説得に時間を要した、と推測されています。
このときに佐々木朗希投手側は、
メジャー挑戦を認めろ、アメリカに行かせろ
の一点張りだったとのこと。
この時球団側は、なだめすかせるような感じで契約更改したのだとか。
「投げさせるべきではない」
佐々木朗希投手は、「スぺ体質」と言われています。
「スぺ体質」とは、スポーツ選手などが頻繁にけがによる故障をおこすことを意味しています。
2023年は後半戦で左わき腹の肉離れや体調不良で2か月の離脱を余儀なくされました。
プロ入団後から先発ローテーションを守りきった経験がなく、規定投球回到達に至っていません。
今季は規定投球回到達を目標にシーズン前から念入りに調整をしたようですが…
佐々木投手が投げれると言っていても、コーチや監督が「投げさせるべきではない」と判断して登録を抹消したようです。
少しでも佐々木投手に異変が起こると、球団トレーナーが、本人を説得させて休ませているとのこと。
そういえば高校野球の時も県大会決勝戦は、故障予防のためといって出場を止められていましたよね。
結局県大会優勝できず甲子園での活躍はありませんでした。
荻野貴司選手の活躍
佐々木朗希甘やかしおじさん荻野貴司
— カタ@暇人 (@clmantwwe) June 8, 2024
あるメディアの調査で、佐々木朗希投手が先発した試合で、最も多く得点を勝ち取ったのは誰か。
答えは荻野貴司選手。
2021年 16安打 8打点 打率.340
2022年 48安打 12打点 打率.383
荻野選手の活躍が、佐々木朗希投手の成績にもなっているので、それが”甘やかし”と言われた所以なのでしょうね。
球団が過保護になるのは何故?
収入が減るから
佐々木朗希投手は、ロート製薬やほっともっとなど、企業のCMや広告に出演しており、その手数料の一部が球団側に入ってきます。
大きな故障で長期離脱となって、試合に出ることができなくなればこのような収入が減ってしまいまいます。
そのため、少しの異変でも大事をとるという対応が多くなってるのだと思われます。
佐々木朗希投手の体のことを本気で心配している
佐々木朗希投手は高校卒業後ロッテに入団しましたが、もともと高校卒業後からメジャーリーグに入りたいと言っていました。
しかし学生時代から怪我・故障が多く、ロッテに入団後も彼の実力に見合った体づくりは続いています。
佐々木が投手としてはドジャースの大谷翔平を凌駕する素質の持ち主であることは疑いようがありません。しかし、192センチ、92キロの身体は現時点ではまだ、プロのそれにはなっていない。高卒入団4年目を迎えた昨季も7月に左脇腹の肉離れで2カ月近く離脱しています。筋力などのデータを持っている ロッテが、今なお佐々木は育成段階と慎重な姿勢を崩していないのは間違っていないでしょう。そもそも、佐々木は直球の平均球速が160キロに届こうかという剛球投手。当然、他の投手と比べて肩、ヒジへの負担が大きく、フォークを多投する投球スタイルにも常に故障のリスクがつきまとう。メジャーは日本以上にハードでタイトな日程で、先発投手は最低でも中5日のローテーションで回らなければいけない。硬いマウンド、滑りやすく大きいボールの問題もあり、日本で十分に経験を積んだ先輩日本人メジャー投手のほとんどがヒジにメスを入れている。今の佐々木がメジャーに行っても壊れるリスクが増すだけではないか。日本であと数年、体力も経験もしっかり準備をしてから挑戦した方が本人にとっても絶対にプラスです
引用元:日刊ゲンダイ
メジャーリーグ移籍への駆け引き
佐々木朗希投手は今年で23歳。
メジャーリーグ移籍を強く希望されているようですが、現行ルールでは25歳まではメジャー契約できません。
今佐々木投手がポスティングでアメリカへ行ったとしてもマイナー契約しか結べず、契約金額が大きく減ってしまいます。
それは佐々木朗希投手はもちろん、ロッテ球団にも。
多分ご本人には3億円、球団側の譲渡金は5000万円前後のようです。
メジャー契約だと選手には数百億円、球団側にも数十億円の譲渡金が入ってきますから、今佐々木朗希投手がポスティングシステムを利用した場合球団側としても金額的に容認できないようです。
- 佐々木朗希投手の体がメジャーリーグで通用するまでコンディションを整えて送り出したい
- 25歳になってから契約したほうが契約金も上がる
このwinwinな関係を球団側は提案していると思われます。
まとめ
今回は、佐々木朗希投手が甘やかしと言われているエピソード、球団側が過保護と言われるようになった理由について調べてみました。
間違いなくメジャーリーグでも大活躍できる素質を持っている佐々木朗希投手。
でも怪我や故障でその実力が発揮できなくなるのは誰もが望まないことだと思います。
まずは、体調を整えて充電してもらいたいですね!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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